所持機レビューその5 SONYの本気!すべてをさらけ出させるイヤホン
さてさてハイエンドモデルが続きます
タイトルでもうわかる人はわかるんじゃないでしょうかね
今回はこちら
IER-M9
昨年10月に満を持して発売されたSONYのフラグシップイヤホンです
ハイブリッド型が主流だったSONYにおいて突如発表されたマルチBA
しかも5wayの構成
発表された時からずっとわくわくして珍しく予約もしてしまいました
これの一つ下位のモデルIER-M7も非常に気になっていたため両方を試聴し、聞き比べた上での選択でしたがなかなか甲乙がつけにくかったですね
でこのイヤホンについてですが、ステージモニターを謳うだけあってとにかくすべての音が鮮明で正確です
特に高域は本当にこんな音鳴ってるのか?ってくらいです
低域部分については物足りないって意見も結構あるかと思いますがイヤーピースを付属品のやつから変えてやれば結構いい感じです
因みに自分はJVCスパイラルドットが一番の好みでした
他のイヤホンで音楽を聴いた後にこのイヤホンに戻ってくるとなるべく味付けを排して、音1つ1つを正確に鮮明に鳴らそうとしているのが本当によくわかります
一方でその一つ一つの音に負けることなくヴォーカルが埋もれることなくしっかり君臨し心地よく歌を聞かせてくれます
そんな音質面もさることながらこのイヤホンの一番気に入っているところはタイトルにもある通りすべてをさらけ出させる、ということです
これはなにも楽曲の音質面に限ったことではなく、オーディオ機器についてなんかでもいえることです
IER-M9を通すことでプレイヤーやケーブルの音質の傾向というものがすごくはっきりします
またIER-M9で聞いた後に別のイヤホンで聞いてみるとそのイヤホンがどういう鳴り方をしてどんな特徴があるのかということが非常にわかりやすいです
皮肉なことにSONYのライバルメーカーの某社のフラグシップのDAPの良さがわかるようになったのはM9のおかげという…
非常に贅沢な話ですがM9を一つ持っておくとその後のオーディオ機器の比較がわかりやすく、また非常に楽しくなります
まぁ普通はこれで完結するレベルですけどね笑
因みに蛇足ですがなぜM7ではなくM9を選んだか
初め店頭で試聴した時はM7の方が良いかな?と思ってました
というのもヴォーカルがちょっと前に出て聞こえてくるので良さがわかりやすいんですね~
ただじっくり聞きこんでM9の高域表現に惹かれたのとケーブル変えればM7の音はM9で表現できそうだなっていう考えもあり最終的にはM9にしました
ドライバー数と価格帯から某イヤホンとよく比べられますが…
次回はその某イヤホンについて書こうかな?
ではでは👋